⑤ 座骨神経痛 立っていても寝ていても痛い

骨盤調整の重要さを改めて考察する

なによりも治そうとする前向きな気持ちが大切!

人体の要とも言える骨盤が狂うと、脊柱がS字状になり、
周囲の組織は萎縮し、血液循環が悪くなってまいります。
この影響は体の各部へ及ぶのは当然と言われます。

その症状こそ慢性腰痛、椎間板ヘルニア、肋間神経痛、
脊椎すべり症、分離症、ギックリ腰(急性腰痛)、
坐骨神経痛、股関節脱臼等々・・・。

それらはみな骨盤の変位が起因しているのです。

骨盤は左右1対の腸骨と、1個の仙骨の3つの骨で構成されており、
この腸骨と仙骨の連結部分にあるのが仙腸関節なのです。

実に骨盤は、この1対の仙腸関節によって
コントロールされており、
そのどちらかがズレると骨盤はたちまち傾く状態となり、
諸々の症状を生むのです。

人間は、ほかの動物とは違い二足歩行で、
頭、胸部の重い部分を腰が支えていることは
周知の事実であります。

人間の成長と共に確実に骨盤に負担がかかる。
その場合に、支える力こそ
万病一元と言われる血液循環であると申せましょう。

血液循環の不全をきたしておれば、
負担の度合により悪い方向に向って
骨盤の役割を担う仙腸関節の狂いに繋がる。

長年の間にその「くせ」の状態となる
慢性の症状が続くのであります。
血液循環不全の生ずるところ、
筋肉、靭帯の萎縮、硬直をもたらし、
疼痛の最大の原因となると言えましょう。

そこで、骨盤調整法の理論に則った方法で
骨盤のズレを正すことを第一義に、
その恢復を願いたいのであります。

それは、自己による骨盤健康法です。

① 骨盤、骨格を正す-骨盤をはじめ関節
  の変位を正常な位置に矯正する。

② 血液循環を正常にする
  締める、緩めるの反復で血液循環を活性化する。

③ 指圧効果などの効能-ゴムの収縮性が
  深部までとどき指圧効果を生む。
 
骨盤健康法とは・・・?。
運動法(バラコンバンド療法)+ 骨盤調整治療法であります。

最大の役割は自分で治す力(自然治癒力)
を生みだすということです。

人体の動きの軸である骨盤を正し、正常な血液循環をはかり、
神経機能の働きを促進させると、
人間が本来持っている自然治癒力を充分に引き出せるということです。
根本から治癒して健全な体をつくるのであります。

月刊自然良能より