① 椎間板ヘルニア 足の付け根あたりのしびれ

骨盤調整で解消した椎間板ヘルニア

病院での治療に疑問をもった時、
五味会長の著書と出会い、この治療法をと信じて・・・
            
私が腰の痛みを自覚するようになったのは、
6年ほど前の40歳のころからです。

初めは鈍痛、次は時々「ずきっ」とするような痛みを感じるようになって、
そのうち手足がしびれるようになり、たまらない痛みが続く日々となる・・・
というような経過をたどってきました。

痛みが続いてもなす術もなく、
ひたすらじっと耐えるしかない毎日でした。

特に仕事を終え、家に帰り着き、
休む間もなく台所に立った時の足腰の痛みは耐えがたく、
足の付け根あたりのしびれと、
やり場のないような痛みは今でも忘れられません。

片足を台の上にのせたり、
ひどいときにはイスに座ったりして炊事をしました。

立てない状態、歩けない状態から比べれば
軽い方なのかもしれませんが、ほんとうに辛かったです。

「このままではいけない!?」
 と、危機感を覚え、整形外科に行ってみました。

椎間板ヘルニアということで、牽引、痛み止めの薬、
いよいよは神経ブロック注射という治療。

このブロック注射をされたときに、
「こんな治療法では、根本的な解決にはならない」と、
いちるの望みも断ち切られたような気がしてってしまいました。

そのうち、とうとう冷や汗が出て、
歩けないほどの痛みがやってきて、
仕事も2日間休んでしまいました。

それが12月初めのことです。
3日目には仕事には行けたのですが、
「ずきっ」とくる痛みに耐えながらの状態でした。

「こんな状態がずっと続くのだろうか。
こんな痛みを抱えたままの生活では、
やりたいこともやれない。なんとか治したい。
誰かなんとかしてください!」

不安感がどんどんつのる中で、私は、
「まずは、もっと椎間板ヘルニアのことについて詳しく知ろう。
その中からなにか良い方法が見つかるかもしれない」
そう思い、書店にいったのです。

そこで、五味先生の「椎間板ヘルニアは手術なしで治る」
に出会うことができました。
一気に読み上げ、「これだ!」という思いで、
すぐに支部に電話を入れました。

私は、中学校教員をしているのですが、
冬休みが近かったことが幸いでした。

休み中、できるだけ詰めて通う中で、
骨盤調整のこと、この治療に大切なゴム巻きのことなど、
短期間に理解することができたような気がします。

それでも、本を読んでいたといえ、
まったく未知の世界のことでしたから、
最初は正直言っていろいろ抵抗もありました。

けれど、ひたすら「治りたい」という一念で、
先生やスタッフの方々の教えを、私なりに、
一所懸命実行しようと努力しました。

そうして、休みも明け、1月、2月と重ねていくうちで、
少しずつ痛みが和らぎ、足のしびれがとれてきました。
短期間に症状の好転が見られましたので、

「骨盤調整の理論はほんとに正しいのだ」と、
身をもって実感することができました。

まだ、なによりも、この確信をたしかなものにしてくれたのは、
私より少しだけ早く治療を始ぬたある青年の姿でした。

月刊自然良能より