(1) 手術しても治らなかった椎間板ヘルニアが

ブロック注射を打ってもらって帰宅したのですが、
その夜は仰向けで寝ることもできないほどの痛みがありました。

翌日、さらに痛みがひどくなり、再度、病院に行きました。
診察を待っている間にトイレに入ってしゃがもうとした時に
激痛が走り、立つこともできなくなりました。

骨盤調整で初めて光明を見た

手術した後の経過に医学への
不信と苛立ちがつのった時に自然良能を知って・・・

初めて腰痛を体験したのは、高校3年生の時、
職業訓練校にいた私が箱に入った工具を車両から降ろす際、
腰に激しい痛みが走りました。

その日は痛いながらも帰宅できたのですが、
翌日は立てないほどになりました。
学校からの紹介で整骨院に行き、
1週間程で腰痛も治り、普段と変わらない生活にもどれました。

それからは、立てない程の痛みが
1年に一度くらいの頻度でありましたが、整骨院や病院に
通うことで治りも早く生活にも支障はありませんでした。

おかしいと感じ始めたのは28歳頃からで、
慢性的な痛みとだるさが継続的に訪れるようになり、
少し病院に通うくらいでは治らなくなってきました。

その頃から、腰に負担をかけないように気を付けて、
薬局に売っている腰痛ベルトを着用し、
近くの整骨院に月1回通うようにしました。

痛みのないときは、趣味のゴルフやバス釣りもできたし、
無理をしなければこれからもやっていけるだろうと思っていました。

その考え方が甘かったのか、
それまで右側だけだった腰の痛みが左側にも
感じるようになりました。

しかも痛みの激しさが、今までとは少し追っていたのです。

仕事もできない状態になったので、整形外科に行き、
そこで注射と痛み止め、血行改善の薬をもらいながら、
1ケ月通ってみました。

少し良くなって仕事にも復帰できたので、
また「このままなんとかなる」と思いました。

翌年、腰の具合も良くなり、
妻と遊びに行くことになりました。
朝にはゴルフクラブを振ることもでき、
これは大丈夫だと意気揚々出発したのですが、
帰りは妻の肩を借りずには歩けない程悪化。

このとき、私の中で「手術するしかないのでは」
という思いがありました。

次の日、以前知人から評判が良いと聞いていた病院に行きました。
医師に「手術は少し様子をみてからにしよう」と言われ、
ブロック注射を打ってもらって帰宅したのですが、
その夜は仰向けで寝ることもできないほどの痛みがありました。

翌日、さらに痛みがひどくなり、再度、病院に行きました。
診察を待っている間にトイレに入ってしゃがもうとした時に
激痛が走り、立つこともできなくなりました。

そこからは、ストレッチャーに乗せられ診察室に。
MRIで軟骨が飛び出して神経を
圧迫しているのが確認されたため、
その日のうちに入院となりました。

手術日までの一週間、痛みがひどいときは
痛み止めをお尻から入れられたり、
ほとんど体勢を変えることもできず、
うつ伏せのままベッドに寝ているしかありませんでした。

待ちに待った手術を受け、それから1週間もしないうちに
立つことができるようになり、
これからは確実に良くなっていくと思え希望が出てきました。

しかし、右足の痛みはまだ消えずにあったので、
医師に相談してみると、
「長い間神経を圧迫していたので、
その分痛みが消える時間もかかるから」と言われ、
もらった塗り薬を日々塗り続けました。

退院後、仕事に復帰できました。
依然右足の痛みは残ったままだったのですが、
月に1度通院して医師に診察してもらっても、
「しばらく様子を見よう」の言葉と入院中から
飲み続けていた薬をもらうだけでした。

それでも、手術後から使っているコルセットを常時着用し、
病院で教えてもらったリハビリメニューを毎日実行することで、
日々良くなっていくものだと信じていました。

月刊自然良能より