③ 健康管理の考察 不健康のもと三白の害

不健康のもと三白の害

そして「塩」

これがまた悪い。
健康管理で知られた言葉に
「三白の害」というのがある。

「白い塩、白い砂糖、白米」だ。

精製したものはいけないのである。
なかでも惑いのが塩なのだ。

肥るのに気をつけようと、前項で書いたが、
一般的には甘いもの、
油っこいものが駄目と言われているが、
もっとも気をつけなくてはならぬのは塩である。

日本人は漬物と味噌汁が好きである。
それだけで、いくらでも食べられる。
大食いは当然肥る。

食べものの調味の基本は塩といえるほど、
用途は多種多様にわたる。
塩分は必要不可欠な要素だが、
摂り過ぎは害になる。

統計的にみても、長寿者の多い、少ないは
塩の摂取量に反比例するようだ。

沖縄県がその好例で、
食べものでも漬物が少ない。

反対に漬物が多種ある東北地方では、
塩の摂り過ぎで、
血圧、腎臓等多くの悪例が挙げられる。

また、塩分過多は癌になる可能性が
高いと言われている。

月刊自然良能より