① 知っていますか?人間の要 骨盤(仙腸関節)

「腰痛」を載せると、
腰痛に関する問い合わせが多くなる。
それだけ腰痛に悩む人が多いということであろう。

骨盤は、人体の中心にある。
その骨盤の中にある一対の仙腸関節
これが要の働きをする。

扇の要はひとつで、
そこを主軸にして開く閉じるという動きかおる。

人体の要は二つある。
そのため複雑な動きをするわけだが、
それだけに狂い方も複雑で、
さまざまな症状がでるということになる。

現代医学は、「腰痛」の原因を椎間板ヘルニアと付けた。
「腰痛即ヘルニア」といってもいいはど多い。
安易な診断だ。

椎骨と椎骨の間に軟骨がある。
この軟骨が飛び出して、
それが神経に当たって痛みがでるという理論である。

なるほどと思えるが、
実際になるとうなずけないことがでてくる。

腰痛がでると、治療法はといえば、
まず痛み止めの薬、そしてコルセット。
温湿布、電気療法、牽引などとひと通りのメニューがある。

それで治らないと「手術」という。

軟骨が飛び出して、それが神経に当たって痛いのだから、
それを切り取れば「治る」のだというわけだ。

ところで不思議なことぱ、前記のような説明をしても、
「手術して泊りますか」と患者が聞くと、
「治ります」と請け合う医者は世界中にひとりもいない。

さらに、手術してより悪くなる場合もあります、
それを承知します、といったような
一札を入れさせてから手術する。

椎間板が飛び出して、それが神経に当たって痛いのであれば、
それを切り取れば痛みはなくなるわけだ。

それが正しい原理であれば「治ります」と言えるし、
「より悪くなる場合もあります」と
一札取る必要もないわけである。

月刊自然良能より