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1~2年前から朝になると時々、腰が重く張ることがあった。
数日すると、症状は落ち着いていたので、あまり気にせずにいた。
1週間ほど前から、左側から腰全体が痛くなって、
夜寝ていても寝返りで目が覚めるようになってきた。
【 津留治療院 】
人体の要とも言える骨盤が狂うと、脊柱がS字状になり、
周囲の組織は萎縮し、血液循環が悪くなってまいります。
この影響は体の各部へ及ぶのは当然と言われます。
その症状こそ慢性腰痛、椎間板ヘルニア、肋間神経痛、脊椎すべり症、
分離症、ギックリ腰(急性腰痛)、坐骨神経痛等々で、
それらはみな骨盤の変位が起因しています。
骨盤は一対の腸骨と、一個の仙骨の三つの骨で構成されており、
この腸骨と仙骨の連結部分にあるのが仙腸関節なのです。
実に骨盤は、この一対の仙腸関節によってコントロールされており、
そのどちらかがズレると骨盤はたちまち傾く状態となり、諸々の症状を生むのです。
「血液は生命の源」であります。
血液循環が悪くなり、骨格が歪むと、
それに付着する筋肉がひきつれ、萎縮して硬くなります。
同時に血管や神経を圧迫して正常な血液循環を阻害して、
そこに疾病を誘発する素因となるのです。
腰部、特に仙腸関節にまとわる筋肉、靭帯の不全を正すこと以外、
症状治癒への方法は望めないと思います。
下肢の血流の悪さは、冷感を呼ぶのもそのためで、
不均衡を起こす原因もそこにあるのは間違いありません。