(5) 椎間板ヘルニアの常識 ウソ?ホント!

■ 血液循環不全理論

生命の源は「血液」です。
動脈が酸素と栄養分を各細胞に送り込み、静脈が老廃物を回収する。
人体の頭のてっぺんから足のつま先まで縦横に張り巡らされた血管を
循環する血液が「生命力」となります。
その血液循環が活発な人ほど「健康」なのです。

疲れを取る一番の方法は眠りです。
眠りが足らなければ疲労は身体に残り、
疲労の蓄積となって体力は落ち抵抗力を失ってしまいます。
悪循環を重ねた結果、その人の体力の限界が来た時に
身体の一番弱いところから初めてはっきりした症状が出てきます。

体の異常(痛み、シビレ、ツッパリ)など多くの場合、
血液循環不全が原因で起こります。

酸素や栄養分が不足して老廃物などが蓄積すると、
筋肉の柔軟性が失われて痛みを発します。
椎間板ヘルニアとて例外ではありません。

ゆがんだ骨盤、背骨を正して血液循環の悪い患部へ血液循環を良くしてやれば
ガチガチに萎縮した筋肉は弾力(柔軟性)を取り戻します。
そうすると痛みは和らいでいきます。

骨盤調整は基本である骨盤(仙腸関節)をはじめ全身の骨格を正すことで、
自然治癒力を旺盛にする「根本治療」です。
その治療をより効果的にするために「バラコンバンド」があります。

血液循環の悪くなった場所にバンドを巻き締めて一定の時間を置きます。
バンドの弾力が時間の経過と共に締め付けて深部まで刺激を与えます。

その後バンドを解いてやると、
反動で一時的にせき止められていた血液が疲れている筋肉に
酸素、栄養分が十分に供給されて組織が活性化されます。
同時に老廃物も血液によって処理されます。

一時的ではありますが、組織細胞の新陳代謝が行われ、
続けることによって痛みが軽減していきます。
すでに腰痛、坐骨神経痛で苦しんでいる人ばかりではなく、
健康な人でもバラコンバンド運動をやっておけば予防になります。

どんなに健康でも、直立歩行をしている限り
人間は腰に負担がかかることには違いないからです。
これは誰でも出来る簡単な方法です。