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(2) 椎間板ヘルニア 左の腰から足先までしびれ腰に電気が

そんな時、母が見つけて本が、
五味先生の書籍「椎間板ヘルニアは手術なしで治る」でした。

整骨院であんなことがあった私にとって、
新しい先生に変わった治療をされることは怖さでいっぱいでした。

しかし、なにかを始めないと何も変わることができない。
思い切って五月十四日に自然良能会の支部へ
電話をかけたのでした。

そして今の状況を話すと、
「椎間板ヘルニアの患者さんは大勢いらっしやいますよ。
皆さん良くなっていかれます。一度来られますか」
と優しい口調です。

思わず「はい、まいります。さっそくお伺いさせていただきます」
と言ってしまいました。

受付で名前を書くのすらつらい私に、
先生は、「大丈夫、きっと治ってもらうよ」
と優しく言ってくださり、治療をして下さったのでした。

そして治療が終わると先生は、
「座ってみ。どうやっ」と言われました。
すると一回の治療であればどの痛みがなくなっているではありませんか。
魔法のようです。思わず嬉しくて先生の手を握ってしまいました。
(あの痛みはどこへいったの・・・アレ・・・)

その日から毎日治療所通いが始まりました。
夜中でも、痛くなるとバラコンバンドでしばって腰を回し、
三週間ぐらいたつころには、子供を抱き上げられるまでになっていたのです。

久しぶりにだっこした子供は涙ぐんでいました。
「どうしたの?」と聞くと「ママにだっこして欲しかった」
というのです。

小さい身体で精一杯の我慢をしてくれていたのです。
私はいとおしさで我が子を抱きしめてしまいました。

けれども(また戻りはしないだろうか?)
と不安な気持ちがわいてくるのです。

すると、先生やスタッフの皆さんや、
ほかの患者さんまでも声をかけて下さるのです。

良くなるまでには波があって、良いと思えば戻る。
行きつ戻りつの状態がつづくのです。
そしてぽつぼつと治っていくのですよ・・・と。

私は何度も先生に「私、本当に治していただけるのですね」
とつい口にしてしまいました。
大丈夫と言って欲しいために良く質問したものでした。

しかし先生はおっしやいました。
自分の病気、自分の身体を治すのは自分のほかに誰がいるか。
誰もいません。治す力を自分で出す。自分の努力がなければ治せないよ。
本当にそうだったのです。

お陰様で今はすっかり痛みはなく本当に良くなりました。
もう卒業できる日も目前です。

主人に「車椅子になるかも知れない」と言われたあの言葉は、
実は私を励ます言葉だったのです。
私の人生が五味先生のご本と出会ったお陰で百八十度変わりました。

先生、いつまでも健康に留意して、
私達のように悩み苦しんでいるたくさんの人々を
救ってあげてください。本当に心からそう思います。

十五年前、脳血栓で倒れ足が不自由になった父も今、
治療していただいております。

真っ黒だった足の爪が二度の治療で普通の色になり
びっくりしています。
歩く時も足が軽くなったと喜んでおります。

きっと父の身体も治していただけることと信じさせていただく
今日このごろでございます。

今まで動けるのが当たり前、歩けるのが当たり前だと
思っていたこの身体でしたが、そうではありませんでした。

今は喜びの涙で子供の手を引いて歩かせていただいております。
本当にありがとうございました。

月刊自然良能より