(2) 椎間板ヘルニアの常識 ウソ?ホント!

人間の支柱ともいえる背骨は、椎骨の連鎖状の重なりによって成り立っています。
脊柱は24個の椎骨からできていて、
その椎骨と椎骨の間には椎間板がありクッションの役割をしています。
その椎間板は、周囲を繊維状で覆われていて、
中身はゼリー状の半コロイド状物質の髄核になっています。

脊柱がゆがむと椎骨と椎骨の間の椎間板は上下に圧迫され
片側に飛び出す(ヘルニア)ことで、椎間孔から出てきた神経を圧迫して
さまざまな痛みを引き起こすと言われています。

治療方法としては下記のコルセット、痛み止めの薬、ブロック注射・・・などがあります。

(1) コルセット   

体(関節)が動くから痛い、それなら動かないように
固定して動きを制限しよう・・・という考え方です。

痛みは軽減しても、そのかわりお腹を圧迫するために
胃腸の働きを低下させる事があります。
さらに動いている関節の動きを奪ってしまいます。

(2) 痛み止めの薬  

人間は痛みに弱く、痛いとそれから逃れようと思います。
痛み止めの薬は、痛みを伝える神経を一時的にマヒさせます。
これは痛みの原因を治したものではないので、薬が切れるとまた痛みだします。

薬を使用して痛みを感じなければ、
無理をして身体を使い疲れがたまり状態はもっと悪くなり悪循環を繰り返します。

(3) ブロック注射  

痛み止めの薬と同様ですが、痛み止めが効きにくい時に行うものですから、
身体にとっては強い刺激になります。

痛みのもとになっている神経の近くに麻酔薬を注射する治療法です。
これは単に痛みを鎮めるための手段(対症療法)にすぎず、
治す(根本療法)ものではありません。