腰痛119.com

長崎市筑後町3-22-803

(1) 膝の痛みから腰痛になって

「健康自慢」が腰痛で途方にくれたが
骨盤調整とバラコン法で蘇生した

「治す」ことに一途に励んだ成果が実を結んだ

「この月刊自然良能は同会の会員が作る、
いわば手作りの雑誌であるだけに、
会員諸氏の協力は絶対不可欠です」

という編集部からの訴えは、何度となく聞いています。
それは時には会員の怠慢を叱責する声にも聞こえますし、
悲痛な叫びにも聞こえます。

よくわかっているのです。
ですが生来の筆不精はいかんともしがたく、
ついつい長い間失礼をしている次第です。

ところが数年前に、患者さんから
「治療体験手記」を書いたので投稿してもいいですか、
と伺いをたてられました。女性の人でした。

私に否やはありません。
むしろ不精な私に代わって患者さんが書いてくださったことに
感謝した次第です。

そうして投稿した記事が同誌に掲載されると、
それが治療所での格好の話題になり、
患者さん同士のコミュニケーションにもなって、
その反響と効果の大なることに驚きました。

そして、他の患者さんたちも刺激されて、
次々と治療体験記等の原稿を書くようになったのです。

その都度、私に断りをいわれると、
私の不精を患者さんたちが代わって果たしてくださっていると感謝し、
ただニコニコして領くだけでした。

今回投稿されたご自身の手記にも「健康自慢」と書かれているように、
若いころから体力にはかなり自信をもっておられたのです。

同人が動める商社の仕事は(まして営業一筋ですから)
その激務ぶりは半端ではなかったのです。

それでもなんの障りもなく過ごしてきたのでしたが、
57歳の時に膝の痛みから発した腰痛でダウンしたのは、
元気な人であるだけにより衝撃だったようでした。

それもいわゆる病気らしい病気ならば、
まだしも覚悟がつくというものですが、
「たかが腰の痛みぐらいで……」と思っていたのが、
立ち居ふるまいもままならなくなり、
しかも整形外科にかかってもいっこうに症状が
よくならなかったので、体力に絶対の自信をもっていただけに、
なおさらショック感は大きかったのでしょう。

五味会長が常々いう「たかが腰痛、されど腰痛」
なのであって、私たちにすれば当然のことなのです。

そして骨盤調整にかかるようになって、
悩ませた症状は回復したのです。

治る・・・希望をもつと、
私の指導でバラコン体操にも懸命に努めました。

私はバラコンバンドの効果に絶対の確信をもっていることと同時に、
バンド運動を励行することで患者さんの気持ちのもちようが
違ってくることを知っていますから、
バンドの指導にも力を入れています。

治りたいという思いで前向きに努力する。
その気持ちは「効果」という結果ではっきり返ってくるものです。

本当に熱心な患者さんでした。
そして、治るとすぐにマスターズ陸上大会に出場したのです。

小さいころから足には自信があって、
学生時代には陸上競技部に入りたかったのですが、
家庭の事情で自由がきかず断念せざるをえなかったのですが、
競技用トラッくを走りたいという思いは、
それからずうっと胸の奥にひめられていたのでした。

腰痛を治した途端、その思いが一気に奔出したように、
マスターズ出場を申し入れたといいます。

再び取りもどした健康を試してみたいとの思いもあったのでしょう。
そんな模範的な患者さんであった自らの腰痛治療の経緯を
記された体験記をご紹介いたします。

月刊自然良能より