(1) 痛み止めも効かず、眠れない日々 椎間板ヘルニア

病院で治らなかった症状が骨盤調整でみるみる解消!!

日々新たな患者さんとの出会いがあり、
つらい思いで来たその患者さんが、
温かい雰囲気と励ましの中で「治る」
確かな手応えに際して見せる無言のほほ笑み。

それこそが患者さんばかりではなく、
治療する先生方にとっても、
なによりのよろこびであり、
励みであり、感動なのです。

これが自然良能会の各治療所(支部)で
見られる日常的な光景です。

それは治療する人とされる人とが、
信頼の絆で結ばれていればこそのことで、
「治す」ことに共に懸命な努力をする。

こうした同会の治療所なればこそ
他のもろもろの治療にはない
熱気と和みがたえずあるのでしょう。

■ 腰痛を転じて福となす思いで

これまでは「腰痛」とか「ヘルニア」などといった言葉とは、
まったく縁がないと思っていた私でした。

それが、ある朝、激しい痛みを腰に感じたのです。
突然のことに信じられない思いでした。

それでも、疲れからくる一過性のものだろうと軽く見て、
痛みをこらえて職場に行きました。

一時間もしないうちに激痛に耐えられなくなってしまいました。

腰は90度に曲がり、わずか30メーートルほど移動するのに、
何度もしやがみ込んでしまったのでした。

結局、病院での検査の結果は
レントゲン、CT、MRIのいずれも
「椎間板ヘルニア」という診断で、急速入院となりました。

そして、痛みが激しい間は様子を見て、
いずれ手術か牽引をすることになるだろうという
宣告で、プロック注射、筋肉注射、座薬、錠剤と、
医者のいうままに行いました。

どれも痛み止めの処置でした。
でも、全て1回きりで断わりました。

少しでも効き目があって眠ることができれば、
痛み止めの処置を受けることもしかたがないと
考えていたのですが、ほとんど効かなかったからです。

一睡もできずに朝を迎え、2日目の夜も同様でした。
そこで、退院を決意しました。

退院してからも、20分、30分と寸断された睡眠しかとれず、
必死になって治療が受けられるところを探しました。

結局、鍼灸、脊椎矯正などの治療院にも
数回ずつお世話になったのですが、
いずこも私があまりに痛がるので、
患部の周辺の治療にとどまりました。

痛みはその場だけ和らいだような気がするものの、
家に帰ればまったく変わっていないことに気がつき、
目の前が暗くなっていくような気持ちでした。

家事はいっさいできず、トイレに通うのも大仕事に感じ、
30分以上続けて眠ることがでません。

睡眠時間は極度に不足していました。
それが一番辛いことでした。

そんな日が10日あまり続くうちに、
痛みは大腿部にも拡がってきました。

このまま治らなかったらと思うと、
落ち込まずにはいられず、挫けてしまいそうでした。

そんなときに、近所の友達が見舞いに来てくれ、
2冊の本を持参していました。

それは、「椎間板ヘルニアは手術なしで治る」

という本と、その具体釣な説明を中心とした本で、
どちらも「自然良能会」とあり、著者の名前も同一でした。

痛みをこらえて必死に読み進むうちに、
なぜか希望がわいてきて、

「私のさがしていたものはこれだ!」
と心で叫んでいました。

すぐに巻末の治療所等の一覧表が目に入り、
同じ近所にも治療所があるのを知って夢中で電話をかけました。

しっかり、こちらの話を受け止めてくださり、
次の日に来るようにと言われました。

求めていたのはここかもしれない、
と予感のようなものを感じながらも、

その一方で、もしここがダメだったら、
どうすればいいのだろう・・・
という不安も拭いきれませんでした。