「腰痛あまりにも多すぎる」より
ポイントでズバリわかる自己診断法
■ 体の中心線が垂直かどうかを見る
風呂あがりなどに自分の裸体を鏡で見るとよい。
肩が平行で、鼻、胸骨、ヘソ、内くるぶしを結ぶラインが垂直であれば、
仙腸関節も脊椎も正常です。
もしタテの一本線がズレておれば、
仙腸関節のズレはもちろん、脊椎がS字状になっていることも考えられます。
かなり悪化している可能性あり。
■ 仰向けに寝て設を90度に開き恥骨を押してもらう
左右の恥骨を押してもらい痛ければそちらの骨盤に異常がある。
骨盤がズレ、筋肉がひきつれて痛みとなっているものです。
この状態は中程度だが、重症になる前兆であるから要注意。
股関節脱臼に発展する恐れあり。
■ 足を上げてみる
90度にピシツと上がる人はOK。それ以上の人は運動神経抜群。
ところが50度以下にしか上がらない人は、腰の筋肉がつまっています。
腹筋がつまると、痛みにつながる。軽視できない。
ほとんど上がらない人はかなり悪い。その他にも・・・
横坐りの方向がいつも同じ人は、内股にするほうの仙腸関節がズレています。
また、電車やイスなどで、無意識でいつも同じほうばかりに足を組む人は、
それが右足であれば右の骨盤がズレている証しです。
以上のような自己診断を時折り行い、骨盤の状態をチェックし、
狂っていると思ったらすぐバラコン運動で治すようにする。
悪化すると治療(骨盤調整法)が必要となります。