③ 難症の椎間板ヘルニアが解消した

それからは自分でも気持ちが前向きになり、
腰回しも暇さえあれば1日1000回でも回したら良いと言われたとおり、
とはいきませんが最低1日300回と決め、
畳ベッドに横になっているときは、
教えてもらった、寝たままの腰痛運動や、
足を伸ばし腰を左右に揺する運動を繰り返していました。

先生に歩け歩けとハッパをかけられ少しずつ散歩も始め、
自分でも日に日に良くなっているのがわかりました。

3月はお風呂につかって出てくるだけなのに痛くて30分くらい、
口もきけないありさまだったのが、しばらく横になっただけで
痛みが楽になっているのです。

ところが、5月のゴールデンウィークの後、
痛みが4月のはじめの痛みに戻り、
夫共々がっくりしてしまいました。

今思えば好転反応だったのですが、
約1ケ月、本当に治るのだろうかという考えが頭から離れず、
2月はじめからもう4ケ月も夫に家事や、
私に治療をして貰っている心苦しさから、
こんな辛いなら手術の方が楽かなあ、
いやここまで頑張ったんだからと、
いつも気持ちがふらついていました。

6月はじめになると、今まで電車で座れなかったのが、
なんとか座れるようになり、検査入院を退院して約3ケ月で、
やっとトンネルを抜けた思いでした。

それからの良くなり方はまるで
階段を2~3段ごとに上がるように良くなり、
まったくできなかった前屈が膝まで曲がるようになり、
一番痛かったくるぶしの痛みも剥ぐように楽になっていきました。

7月になると、ますます調子が良くなり、
先生の治療も週4日に減らすことができました。

8月には、夫からの治療は終わりにし、
6ケ月もの長い間の食事作りも交代することができ、
献立を考えるのも作るのも天変だった夫こは大喜びされました。

それからは治療も徐々に少なくなり、
11月には週1回になりました。
現在では8日~10日に1度の治療で、
腰痛になる前より元気に過ごしております。

今、昨年1年間を振り返って、良かったと思うことが3つあります。

(1)手術しなくてもかならず治る
と言って下さった先生がいらしたこと。
(2)半年もの間、嫌な顔もせず、食事を作り、
   いまだに洗濯が好きになった夫がいたこと。
(3)5月の不安な時に、諦めず頑張れたこと。
 
末筆になりましたが、先生とスタッフの皆様に
心から感謝を申し上げますとともに自然良能会の
ますますのご発展をお祈りいたします。

月刊自然良能より