② 2度も椎間板ヘルニアの手術をして

六月七日。治るの? 
こんな気持ちで通いました。

先生に身体を触られるところは全て痛い。
温シップするためにうつ伏せになるのも痛い。

機械(背中のマ。サージ)で一番弱でも痛くて乗れない。
なにもかも痛い、痛い、痛い!

先生には、この痛みが現実によくなるからと言われました。
私には治る兆しなんかいっこうにわかりませんでした。
でも、ここしかない。通おう。そんな気持ちでした。

六月八日。治療で身体を横にむけるのも痛くてすぐに動かせない、
動かせないのに先生はなにも言わずに、ずっと見てるだけでした。

私はふとんの横を持って体勢をかえたり、
手すりを持ってもがくように立ったりしました。

自分の身体なのに、こんな簡単な動作もできない。
そんな自分白身が情けなく、すべてが嫌で出てくるのは涙ばかりでした。

とにかく二週間毎日通い続けました。
治療後はかなり睡魔に襲われました。
一日に二回治療した日もありました。

毎日が涙で、治療後も涙があふれ、帰宅途中も涙がとまらなく、
コンビニで顔を洗ったことも度々ありました。

二週間が過ぎ、ようやく布団で寝れるようになりました。
起きあがったとき腰、足の痛みはありましたが寝れる!

この幸せを昧わってからは、
治らないのでは? から治るかも? 
の期待へと変わっていきました。

この日から徐々に涙は出なくなりました。
痛くても治ると感じてきたからだと思います。

この調子で毎日通いたかったのですが、
仕事を再開し、とても不安でしたが腰回しを毎日1000回、
しょうがシップを腰と足にして身体を冷やさないように努めました。

その後、月4回の治療となりましたが、
今までの痛みが嘘のように、
狐につままれたかのように痛くなくなりました。

それと同時に、以前から生理通も激しく、
生理なんかなくなればと思うほどでしたが、
不思議なことに全く痛くなくなりました。

本当に不思議です。

暑い夏、汗をブルブルにかきながら腰回しは
一日も体むことなくつづけました。

そして、治療を始めてから三ケ月目、
九月になり機械にも普通に乗れて、
気持ちいいとまで感じれるようになりました。

まだまだ腰は完全に治ってませんが、
運動もできるようになりました。

今回の件では、これまで人を励ましてきた立場でしたのに
自分のことになると弱いんだと実感しました。

自分が一番辛いと自分のことしか考えず、
先生に「ありがとうございました」の言葉さえも出ませんでした。
実際治療後は、涙で言葉になりませんでした。

六ケ月たった現在、まだ左足には痛みが残っています。
それでも、今までの痛みにくらべればこれくらいの痛みは
残っていてもいいと思っていました。

しかし、先生はかならず良くなると強く言ってくださっています。
私の身体なのに自分白身があきらめてました。
「道はかならず開かれる!」
先生が私に言ってくださった言葉です。

この文章は、一人でも多くの方にみてもらい、
手術を考えている人、腰が痛くて悩んでいる人の
参考にしてもらいたいです。

手術はしないで下さい。
身体をいじめないで下さい。
痛切にそう思います。

自然良能会(骨盤調整)に出会えて本当によかったです。
腰を悪くした分、健康のありがたみ、
朝起きれるありがたみは毎朝思います。

月刊自然良能より