① 2度も椎間板ヘルニアの手術をして

「道はかならず開かれる」を実感する
絶望的な症状に涙の連続であったのが骨盤正すと

私は小さい時分から運動が好きでした。
高校のころから、左足に毎日鈍い痛みがあり、
まっすぐ寝れないな・・・と感じていました。

しかし腰が痛いわけではなかったので、
ソフトテニス、スキー、ボード、陸上、水泳、登山、ダイビング等々、
いろいろなスポーツに打ち込んでいたのでした。

だが、大学に進んだころから、
だんだんとまっすぐ寝る、腰を曲げて顔を洗うのが困難になり、
心配になって病院に行きました。

はじめはヘルニアと診断がはっきりせず、痛み止めの薬をもらいましたが、
良くなるどころか痛くなる一方でした。

再度病院へ行き、MRIをとると第3、4、5腰椎にヘルニアがでていました。
それでも、神経プロック注射を打ちながらテニスを続けていたのですが、
そのうちにプロック注射の効き目もだんだんとなくなり、
注射は痛い、痛いのに効かないので、
最初の椎間板ヘルニアの手術を決行いたしました。

その後、何年間は調子が良かったのですが、
また以前と同じ痛みが出てきました。

病院でMRIを撮ると、椎間板ヘルニアが同じところから出て、
坐骨神経痛もあるといわれました。
目の前が真っ暗になったことを思い出します。

以前、手術をしているので癒着しているから再手術はできない(難しい)と言われ、
運動ができなくなるなら死にたいとも思いました。

大げさに思われるかもしれませんが、
それほど私の中ではスポーツは大きな割合だったのです。

しかし、どこかの病院へ行けば治ると思い、
ありとあらゆる病院に行きましたが、
効果はいっこうにみられず、やむを得ず
二回目の手術(レーザー手術)を行ったのでした。

ところが二回目の手術一年後、
また急激に腰から足にかけて全てが痛くなり、
寝ると起きられなくなり、起きれなくて足を動かすと
電気をかけられたような、強い痛みが走り、
起きるだけに三時間もかかる毎日がつづいたのでした。

これでは運動ができる、できないの問題ではなくなったのです。
すぐそこにある携帯電話も取れなくなり、
なさけない気持ちでうちひしがれたものです。

二度も手術したのに・・・。

このまま一生動けない? 
いろいろと頭の中をよぎりました。

起きるのに三時間もかかるなら、痛いならと座って寝ていました。
毎晩夜になるのがとても恐かったです。

有名といわれる病院ありとあらゆるところに行き、
診てもらいました。

インターネットでも調べました。
その他、漢方薬療法、歯にプレートをはさむバイオプレート、
MRI、AKA法、電気治療、ブロック注射・・・。

しかし、どれもこれも痛みは治まらない。
最後のたのみの綱として自然良能会へ行きました。

どうしても普通に生活がしたい、運動したい!
跳びたい、走りたい。この気持ちが私を治療所へ
向かわせたのだと思います。

六月四日。はじめて治療所を訪れました。
まず姿勢などをみられて、
痛い身体を少し触られただけで終わりました。

こんなので治るの? とても不安でした。
(以前病院では、注射薬などを行っていたため)

そこで腰回しを教えられました。
腰なんか動きませんでした。
しかし毎日来るように、腰を回すように、
痛くても椅子で寝ないようにといわれました。

六月五日。昨日とあまり変わらない治療のような気がしました。
いっこうに良くなった気がしませんでした。

こんなんで治るの・・・?

月刊自然良能より